本日はファイルにつく赤い「×」のお話です。
Windous10や11をお使いで、この「×」が表示された方もいらっしゃるかと思います。
なんとなく気になりますよね。

こちらはMicrosoftが提供するOneDriveというクラウドサービスが関係しています。
クラウドサービスとは、インターネットを利用して、サーバー（クラウド）にデータを保管するサービスのことです。
つまり、自身のコンピュータ上ではない場所にデータを保管しておくことです。
現在、Windowsパソコン購入の初期状態で5ギガバイトほどのデータサイズが無料で使えるようになっています。
しかし、それを超えてしまうとクラウドと同期できません、と「×」で警告しているのです。
（注：ほかにも「×」が出る理由はいくつかあります）

なぜサーバーにパソコンのデータを同期させる必要があるのでしょうか？
一番大きな理由、それは確実にデータを保管しておくためです。
万一お使いのパソコンに不具合が出たり、盗難にあってしまった場合、パソコン内に保管されたデータは取り出せなくなってしまいます。
そのためにUSBや外付けハードディスク、CD-ROMなどにデータを保存しておくという方法もあるでしょう。
しかしUSBも消耗品ですし（ある日突然壊れてしまうことも・・）、外付けハードディスクが壊れたり、CD-ROMに傷がついてしまったらやはりデータにアクセスすることはできません。

そこでクラウドに保管するという方法をとります。
クラウドに保存しておけばパソコンやUSBのデータが破損してもクラウドからダウンロードが可能です。
ただし！5GB以上のデータをMicrosoftのクラウドに保管し続けるには月額の手数料が必要、ということで悩ましい問題が発生します。

クラウドの手数料を払うか、他の媒体に保存するか、PC内だけに保管するか。
どうしても必要なデータだけクラウドで同期するか、などなどいろいろな方法があります。
もちろんクラウドサービスはOneDriveだけではありませんのでその他のクラウドを使うという手もあります。
当スクールのよくばりコースや新コースでは、このようなデータに関する内容も学んでいただけます。
お困りの方はぜひ一度無料体験にお越しください。